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真性半陰陽と仮性半陰陽の違いを知る!性別はどう決まる?

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半陰陽と聞くと小説やまんがのタイトルを連想する人が多いのではないでしょうか?

 

男と思っていたら女だった

 

反対に、女と思っていたら男だった

 

そんなドラマチックな話は人々に興味を抱かせますからね。

実際に作者が半陰陽だという作品もあるようです。

 

しかし、この半陰陽は現実には様々な問題を抱え、好奇心だけで済む話ではありません。

 

そして、半陰陽には真性半陰陽仮性半陰陽というものがあります。

 

この違いも理解されていない場合が多いようです。

当事者にとって一番つらい事は理解されないということです。

 

そこで今回は真性半陰陽と仮性半陰陽の解説をすることにしました。

今回お伝えする項目はこちら

  • 真性半陰陽とは
  • 仮性半陰陽とは
  • 半陰陽と判明するまで
  • 性別を決める時

 

では詳しく見ていきましょう。

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真性半陰陽とは

男女を決めているのは染色体という話しは学校で習ったと思います。

 

染色体のペアがXXなら女子に、XYなら男子になるという説明でした。

 

この染色体によって女子なら卵巣、男子なら精巣が形作られるのですね。

しかし、この染色体に間違いが起こることがあります。

 

それは

 

ひとつの染色体の中にXXもXYも存在する

 

というものです。

 

この染色体を持った体はそのとおりに、卵巣と精巣を作ります。

 

ひとりの体の中に卵巣と精巣がある

 

これを真性半陰陽というのです。

 

では、真性半陰陽に対して仮性半陰陽とはどんなものを指すのでしょうか?

これはよく混同しやすいのでチェックをしっかりして下さい。

仮性半陰陽とは

真性半陰陽は染色体に男女のペアが入り込んだものでした。

それで、ひとりなのに卵巣もあり、精巣もある体になるのでした。

 

しかし、仮性半陰陽では、染色体の性別は区別されています。

 

そして体の中にも卵巣のある人と精巣のある人にわかれてます。

 

 

ところが、これは胎児期にホルモンの異常が起こります。

 

男性らしさ女性らしさを形作るのはホルモンの影響ですね。

 

 

そして本来の性と逆の性器が形作られる

 

これが仮性半陰陽というものです。

 

 

この仮性半陰陽は生殖器が正しく形作られません。

 

つまり、体内には性別の決まった生殖性がありながら、生殖器官に異常が現れるということです。

 

具体的にはどんな症状でしょうか。

 

男性仮性半陰陽(染色体が男性)の場合

膣のような穴があったり、ペニスが小さい。

 

女性仮性半陰陽(染色体が女性)の場合

女性器が変化してペニスや陰嚢のように形作られる。

 

という具合です。

 

 

結果的に、本来の性と逆の性に間違われるということが起こりやすくなります。

 

そんな間違いは人生が狂ってしまいかねません。

 

こうした人生に関わる半陰陽は早く見つけなければいけませんよね。

 

でも、これはどうやって見つかるのでしょうか?

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半陰陽と判明するまで

真性半陰陽は卵巣も精巣もあるので外性器も両方作られます。

 

とはいっても、体はひとつなので、作られる場所が限られています。

 

ということで性器は器官としても、外観としても不完全です。

 

仮性半陰陽もホルモンの影響のために外性器は不完全のことが多くあります。

 

そのため半陰陽は出産の時にドクターや看護師によって判明されることが一般的のようです。

 

半陰陽の可能性があると思われた場合には染色体検査などでしっかり調べます。

そうして真性半陰陽か仮性半陰陽かを判断します。

 

でも、この外観は人によりさまざまなため、ドクターにも分からない場合があるのです。

その場合は家族も本来の性別と逆の育て方をし、当人もそのように育つことになります。

 

そして第二次性徴期になり男女の特性が出る頃になって判明する事がおこるのです。

男性には

  • 乳房が膨らんでくる
  • 体が丸みを帯びる
  • 声変わりをしない

 

女性には

  • 生理が来ない
  • 体毛が濃くなる
  • 声が太くなる

 

など、逆ならば当然の発達が出てきます。

 

 

そこで、調べてみて初めて分かる半陰陽もあるのです。

 

こんな事が小説やドラマのネタになるんですね。

 

しかし、現実問題として、性別はできるだけ早く決めなくてはならないでしょう。

それは人の社会ではそうしないと生きづらくなるからです。

 

では、どうやって決めるのでしょうか?

性別を決める時

真性半陰陽の場合は外性器の不完全と染色体検査で判明は早いでしょう。

 

しかし、この場合卵巣も精巣もありますから、どちらかの性に決めるのが問題となります。

 

それは内性器や外性器の発達状態やホルモンの検査などから判断しなければなりません。

 

でも、発達状態は人によりさまざまです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんに

「男の子になりたい?女の子になりたい?」

と尋ねるわけにもいきません。

 

そこで、性器の形状で生活に問題のない場合は性別を保留することもできるようです。

 

そして、本人がどちらの性で生きようとしているか判断できるまで待ちます。

 

 

決定ができた時、改めて、内性器や外性器の手術が行われるという訳ですね。

 

 

しかし、染色体ではこうなんだという事を理解できる年齢になったら知らせなくてはいけないでしょう。

 

例えば、真性半陰陽では内性器も不完全なことが一般的です。

 

これは子孫を残すことが難しいということになります。

 

こうした事はあらかじめ伝えておくべきでしょう。

悲しい事でも分っていれば対処できることはたくさんありますからね。

 

また、仮性半陰陽で、思春期にこれが判明した場合にも問題は多々あるでしょう。

 

時々、体と気持ちが逆に育つということで同一性障害と仮性半陰陽を混同している方がいます

 

しかし、仮性半陰陽は器質的な問題

 

性同一障害は心理的な問題として

 

別の問題になります。

 

しかし、最近では同一性障害の認知も深まり、理解者も増えてきました。

 

その事により、仮性半陰陽が思春期に判明しても無理にそれまでの性を変える必要はなくなったと考えます。

 

男女が染色体の逆で育ったけど、違和感があってその原因が半陰陽と知り、納得する人もいるかもしれません。

 

育てられた環境でそのまま逆の性で違和感のない人もいるかもしれません。

 

 

どちらも本人の思うままに選び直せばいいと思います。

そして、周りの人はその本人の意思を受け入れるだけです。

 

半陰陽だからと言って、その人には何も問題はありません。

 

周りの人はそう理解しましょう。

 

そうしてこうした場面に向き合うことがあったら、性差の意味を考えるきっかけにして下さい。

 

真性半陰陽の解説はこれでおわります。

ではここまでのまとめをしておきますね。

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まとめ

今回は真性半陰陽と仮性半陰陽についてお伝えしてきました。

 

真性半陰陽とは
ひとつの染色体の中にXXとXYのペアが共存すること
卵巣と精巣を併せ持つ

仮性半陰陽とは
染色体の性別は決まっている
ホルモンの影響で外性器に変化がある

半陰陽と判明するまで
外性器から判明することが多い
仮性半陰陽は二次性徴期で判明する場合もある

性別を決める時
染色体と器官の発達具合で性別を決める
本人が生きやすい性を決めることが望まれる

でした。

あなたも男らしくしなさいとか女のくせにとか言われたことがないでしょうか?

しかし脳的には男女の差はほとんどないと言われています。

確かに子どもを作るには男性と女性がなければなりません。

 

しかし、それ以外ではもう時代は男女を決めるのは社会的なものだけなのかもしれません。

半陰陽でも性同一障害でもその人らしさというものは性と離れたところにあるものです。

それを見つめて下さい。

そうすれば、性的マイノリティと言われる人たちのことも理解できるようになるでしょう。

そして世界にこうした理解が浸透することを祈っています。

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