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シナスタジアを知ってる?文字が音が色で見える世界とは?

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シナスタジアという言葉をご存じでしょうか?

 

これは共感覚(きょうかんかく)とも呼ばれる、珍しい性質のことです。

その性質はタイトル通り、文字や音が色付きで感知されるというものです。

 

今回はこの不思議なシナスタジアについてご紹介して、あなたの好奇心を刺激したいと思います。

 

目次はこちら

  • シナスタジアの現れ方
  • シナスタジアの誤解
  • シナスタジアの人の脳はどうなっている?
  • 有名人がいっぱい
  • これも共感覚

では詳しく見ていきましょう。

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シナスタジアの現れ方

シナスタジアは「共感覚」という言葉でご存じの方も多いのではないかと思います。

共感覚は、ふたつの違う感覚が同時に共生するという意味でつけられた名前なのでしょう。

 

一体どう言った感覚が同時に起こるのか?

 

多いのは

 

文字に色が付いて見える

 

というものです。

 

ひとつの文字に対して、いつも同じ色が付いているということです。

 

例えば

「あ」は青字に見える

「い」は黄色い字に見える

のように、です。

 

これは数字にも同じことが現れます。

「1」は白字に見える

「2」は赤字に見える

のように、です。

 

ただし、これはシナスタジアの誰にでも同じ文字に同じ色が感じられるわけではありません。

 

そして、次の多いのは

 

音に色が付く

です。

 

音楽を色彩豊かな画像として感じると言います。

 

音に色を感じるタイプのシナスタジアの人は曲を聴くと鮮やかな色の画面を頭に描くそうです。

 

しかしこれは逆には現れません。

 

 

青色を見ても「あ」を感じるわけではない。

白色を見ても「1」を感じることはない。

 

ということですね。

 

これは生まれつきなもののようです。

でも、病気ではありません。

 

体にはなんの支障もないのですからね。

 

しかし、これが人としての個性だとわかったのは脳科学が発達したとても最近のことです。

 

文字に色が付いているとか、決まった音に決まった色を連想する・・

 

こんなことを言う人は少し前までは精神病だと言われていたんですね。

それはどうしてでしょうか?

シナスタジアの誤解

シナスタジアの性質が認められなかった頃は

 

色のついていないものに色が見えるなんて頭がおかしいに違いない

 

と判断されていました。

 

人は基本、集団で生活する生き物です。

集団の中での多いものが「普通」と認定されて、普通でいることに人は安心できます。

 

それは他人に対しても同じ気持ちになるのです。

 

他人と自分が同じ普通だと分かると安心し、自分と違うと不安になります。

そうして、自分と違うものを排除する気持ちが生まれるのです。

 

これって、日常にも当てはまること、ありませんか?

 

そしてシナスタジアにも普通と違うものとして、病気のレッテルを貼って安心しようとしたのですね。

 

しかし、精神病というには、彼らは生きる上でなんら支障を訴えてはいません。

 

 

どうやら精神病ではないらしい・・

 

 

脳の研究者はこの不思議な症状の研究を始めました。

 

こうして近年になり、脳の働きを詳しく知る器機の進歩でシナスタジアは解明されるようになってきたのです。

 

ではいったいどんな仕組みでこのシナスタジアは起きているのでしょうか?

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シナスタジアの人の脳はどうなっている?

現代では、意識のあるまま脳が活動する領域を調べる方法があります。

 

それはMRIを使って撮る拡散テンソル画像というものです。

これを使うことで

 

シナスタジアでない人は

文字を見ると文字を意識する脳の領域だけが活動することがわかります。

 

シナスタジアの人は

文字意識の領域と色を感じる領域の2つが同時に活発になっているのが分かったのです。

 

これで文字と色が同時に意識されることが科学的に証明されました。

しかし、これがなぜ、起こるのかはわかりません。

 

ただ、双子では同じように起こることから、遺伝的要素が強いと考えられています。

 

人口の0.04%~0.05%程度でシナスタジアの人は存在するというデータもあります。

 

そんなシナスタジアは実はアーティストやクリエーターに多いということも分かってきています。

あなたもよく知っているあの人もそうだったんですよ。

有名人がいっぱい

文字や音に色を見るシナスタジアですから、自然に文字や音への感受性が高くなるのかもしれませんね。

 

そうして、有名な作家さんや音楽家がシナスタジアだったことが明らかになってきたのです。

 

どんな人がいるかというと

 

作家では

宮沢賢治

ボードレール

 

音楽家では

モーツァルト

リスト

ビリージョエル

スティービーワンダー

 

美術家では

レオナルドダヴィンチ

ムンク

 

などなど・・

 

そして、お笑いタレントでは

爆笑問題の田中裕二さんがシナスタジアと言われています。

 

これはシナスタジアの感覚を持つ人がアーティストの才能を持っているとも言えるようですね。

 

自分の中に湧き上がったイメージを表現したいという気持ちからアーティストを目指すことになるのかもしれません。

 

こうした共感覚は他にもタイプがあるので、それもご紹介しておきましょう。

共感覚のいろいろ

脳解析で文字を感知する領域と色を感知する領域が同時に活動する共感覚。

これは他にも違う領域が活動するタイプがあるのです。

 

  • 文字や単語に味を感じる
  • 時間に色を感じる
  • 数字ではなく数の大きさに色を感じる
  • 音ににおいを感じる
  • 音に味を感じる
  • 目で見ただけで触った感じがする(ミラータッチ共感覚)

 

こうした状況、あなたは想像できるでしょうか?

 

実はこうした違う感覚が同時に起こる性質は、本来誰でも持っているという研究者もします。

多くの人はそれが何かの影響で抑えられているのではないか・・

と考えられてるのですね。

 

これは私の想像ですが

 

複数の感覚が現れると意識がパニックになる恐れがある。

そう脳が判断して、この感覚を封印したのかもしれません。

 

私は子どもを生んだ時、こんなことがありました。

授乳に気持ちが集中していたからでしょうか。

赤ちゃんが泣くと、まるで自分がベビーベッドで泣いているような感覚になったことがよくありました。

 

これも考えるとミラータッチ共感覚になるのではないのかな?

と思った次第です。

 

何でもない時にこんなことになったら、自分はどうなっちゃったんだろうと思いそうです。

 

私の場合は、授乳に素早く対応できるようにこんな事がおきたのでは?

と、考えています。

 

そこで通常ではこの感覚に鍵がかかっていて、特殊な事態には鍵が外れるのではないかと思ったのです。

 

ただ、シナスタジアを持っている人は、この感覚について前向きに受け入れている人が多いようです。

でも中にはつらく感じている人もおられるとのこと。

 

こうした人がいる限りは、シナスタジアの研究はこれからも一層進められて行くことでしょう。

 

シナスタジアの話はこれでおわります。

 

あなたの好奇心は満たされたでしょうか?

 

それではここでまとめをしておきますね。

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まとめ

今回は不思議なシナスタジアについてお伝えしてきました。

シナスタジアとは
文字や数字、音に色を感じる人のタイプ

シナスタジアのしくみ
記号を感知する脳領域と色を感知する脳領域が同時に活動する

シナスタジアにはアーティストやクリエーターが多い
モーツァルト、宮沢賢治、レオナルドダヴィンチ、爆笑問題の田中裕二さん

シナスタジアのいろいろ
時間に色を感じる
数字ではなく数の大きさに色を感じる
音ににおいを感じる
ミラータッチ共感覚

でした。

 

シナスタジアは同じ脳の中でまるで違う領域が活動するものです。

でも、これが人間同士の中で起きたらいいなと思います。

そうしたら違う考え方の人同士が分かり合えるのではないでしょうか?

共感覚の「覚」がなければ「共感」です。

人と人、共感しあえる世界になったらいいなー

・・ってあなたも思いませんか?

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