
ものもらいになてしまった・・・コンタクトなのに・・・・。
どうしよう・・・。
大丈夫です。
今回は普段コンタクトレンズを装着している方がものもらいになった時どうしたらいいのか以下の順番で詳しくお伝えします。
- ものもらいのコンタクトならワンデーがおすすめ
- ものもらいでコンタクトするなら目薬はコレ
- ものもらいを早く治す治療法は?
- ものもらいはコンタクトで再発する?
どうしてもコンタクトが必要ならワンデーです。
ただ、注意事項がるので最悪失明などにならないように、隅から隅まで読んでいってください。
ものもらいでコンタクトならワンデーがおすすめ
基本的にものもらいの時はコンタクトをはずしましょう。
通常でもコンタクトレンズは目にとって異物です。
例えば血液に菌が侵入するとたちまち白血球が集まってきて菌を攻撃します。
コンタクトレンズは目になじむように作られているのでこれほどの異物反応は起きません。
しかし目は負担に思っているはずです。
さらに、まぶたが細菌に感染したとなれば、目の負担は増大します。
しかも人体ではないコンタクトレンズは細菌の住みかとして適しているのです。
ものもらいができたままコンタクトを使用し続けるのは細菌を快適にしてしまう事になりかねません。
特に目に馴染みやすいソフトコンタクトは細菌の温床になると言われているのです。
これらの話から、ものもらいでコンタクトをする事が良くない事、分かっていただけたでしょうか?
ものもらいは清潔にしておけば自然治癒しやすい疾患でもあります。
でも、ものもらいが治るまではメガネで過ごすようにして下さい。
「でもね、私3日後に結婚式なんです。花嫁なんです」
わお。それはピンチかもしれません。
花嫁さんがメガネはやはり避けたいですもんね。
こんな時は次にお話する緊急方法を取りましょう。
ものもらいも治るまでに数日かかります。
それまでにコンタクトをすべき日が来てしまう時は考え込んでしまうでしょう。
ものもらいはなるべく細菌を遠ざけなければなりません。
そこでどうしてもの時にはワンデータイプのコンタクトをお勧めします。
細菌感染をこれ以上増やさないようにするためにはこれが確実でしょう。
言い忘れましたが、ワンデーコンタクトでも手を念入りに洗ってから装着するようにして下さい。
しかしワンデーを使うにしてもものもらいは早く治したいものです。
そこで目薬を味方にしてものもらいを退治しましょう。
あなたの味方になる目薬をご紹介します。
ものもらいでコンタクトするなら目薬はコレ
細菌感染でできたものもらいを早く治すには抗菌剤入りの目薬が効果を発揮します。
市販でも手に入る抗菌剤入りの目薬でおすすめなのがこちら。
この2つは使い切りタイプなので雑菌が気になる人にはぜひこちらを使ってください。
- 抗菌アイリスα(大正製薬)
- ロート抗菌目薬ⅰ(ロート製薬)
こちらの動画もご覧ください。
家族にもものもらいができた時のために常備薬として買っておきたいならこちらになります。
- 新サルファグリシルアイリス(大正製薬)
- ロート抗菌目薬EX(ロート製薬)
- サンテ抗菌新目薬(参天製薬)
そして、コンタクトをする場合にはコンタクトを着ける数時間前に点眼するのが効果的です。
これは忘れないでいて下さい。
目薬は確かに効果的ですが、細菌感染でないものもらいは目薬では治りません。
えーっ!?細菌感染じゃないものもらいがあるの?
実はそうなんです。
でもそんなタイプのものもらいの治りを早める方法はあります。
ちゃんとそれもお教えしますから安心して下さい。
細菌感染のものもらいにも当てはめる事ができるので、これはぜひ覚えておくといいでしょう。
ものもらいを早く治す治療法は?
ものもらいには細菌が感染して起きる麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
そして感染していなくても起こる、目薬の効かないタイプの霰粒腫(さんりゅうしゅ)があります。
感染が起きている麦粒腫は、やがて皮膚の下で膿になり、自然に排出されて治癒します。
そこで膿を早く排出するために、抗菌剤入りの目薬を使う事を提案しましたね。
ではもうひとつのものもらい霰粒腫の場合はどうしたらよいでしょうか?
霰粒腫はマイボー腺という穴に脂肪が詰まる事で起こります。
この脂肪は目を保護する大切な脂肪ですから詰まらせておいてはけません。
そこで蒸しタオルで霰粒腫をホットパックします。
そして脂肪が流れやすくなるようにまつ毛の生え際をマッサージしましょう。
そっとですよ。
しかし、3~4日たっても治る気配がない、ひどくなる、または痛みが強い場合は眼科に行きましょう。
最後に気になるのは、ものもらいが治ったら今までのコンタクトに戻していいのかな?
ということではないでしょうか?
その問題は次の話で解決できますよ。
ものもらいはコンタクトで再発する?
ソフトコンタクトでも2年ほどの寿命があります。
できたら今まで使っていたコンタクトを使いたいもの。
でもそのコンタクトを付けていた時にものもらいになったので心配なのも当然です。
コンタクトに菌が着いたままで、これ目に入れたらものもらいが再発するかもって思いますよね。
しかし、ものもらいが完全に治っているのなら、まず問題はありません。
ものもらいは普段からあなたに住んでいる菌(常在菌)が原因な場合がほとんどです。
これが体力の落ちている時に活性化してものもらいを作るので、あなたが元気な時には感染しません。
また、ものもらいの中でも細菌が原因ではない霰粒腫の場合はコンタクトでの再発はないでしょう。
ですが、だからといってコンタクトレンズの消毒をきっちりする事は忘れないで下さい。
それから、しつこいようですが、手もしっかり洗ってから装着しましょう。
仕事に遊びに忙しいとつい無理をして体力が落ち、またものもらいができるという羽目になりかねません。
あなたに住み着いている菌が悪さをしないように過労やストレスは溜めないようにしましょう。
もちろん免疫力をあげる食事も大切です。
外食は減らして、バランスの良い食事を摂る。
これだけなら難しい事はありません。
大切な日に面倒な事にならないように生活習慣も大切にして下さい。
ここまでものもらいとコンタクトのお話をしてきましたが参考になったでしょうか?
今回お伝えした内容をまとめておきますので、ここだけでもまた見に来てください。
まとめ
ものもらいとコンタクトは微妙な関係でしたね。
重要なことは
- ものもらいの時はコンタクトを極力避ける。
- ものもらいでもコンタクトをどうしてもしたい時はワンデーコンタクトを使う。
ものもらいを早く治す治療法は?
- 細菌が原因の麦粒腫の場合・・抗菌剤入りの目薬を使う。
- 脂肪が詰まる霰粒腫の場合・・蒸しタオルでのホットパックとマッサージ
しかし、ひどくなる、治りが悪い時は眼科に受診する。
その他の注意事項
- ものもらいが再発するのはコンタクトだけが原因ではない。
- 不衛生が原因になるので洗浄や扱いには衛生を心がける。
- 生活習慣を整えて免疫力が下がらないようにする。
たかがものもらいと油断せず、しっかり治して再発もしないようにし心がけましょう。
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