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認知症の対応をケース別でご紹介!介護サービスは使い倒せ!

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家族が認知症の診断を受けるとショックですよね。

 

それはいろいろ大変な話を見聞きするからでしょう。

 

でも、見聞きする問題があなたの家族に全部起こるわけではありません。

ひとりひとり性格が違うので認知症でも表に出る症状は一律ではないのですね。

 

うちも両親が認知症でしたが、二人とも症状は全然違いました。

 

そこでこの経験を交えて、認知症さんとの上手なコミュニケーションの方法をお伝えしたいと思います。

 

そしてこのページであなたの不安を解消していって下さい。

 

今回の目次はこちら

  • 認知症に対応する時の心構え
  • 認知症の対応は症状とケース別で
  • 受けられるサービスは使い倒す
  • リラックス第一で

では始めましょう。

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認知症に対応する時の心構え

認知症の症状に対する姿勢の基本は

 

「否定しない」

です。

 

しかし、こちらも人の子。

 

お金を盗んだとか、言ってもいない事を言ったと言われたらムカッときます。

それでもムカッとしたままの対応をすると、さらにムカッとなって負の連鎖となってしまいます。

 

これを避けるために最初のムカッを止めるようにしましょう。

 

認知症は現代では治療法がありません。

 

よくて、進行を遅らせるだけです。

 

いわゆる認知症の介護は、終わりが見えません。

そこで、認知症の対応には考え方のチェンジをおすすめします。

 

それは一つ一つの嫌な場面はその場その場で終わったことにする事、です。

 

私の場合は実家の両親が認知症だったので、通いの介護でした。

 

なので自分の家に帰ると夫や子どもに両親のはちゃめちゃな出来事を聞いてもらってリセットしていました。

同居の方も、人に話をしたりすることでリセットを図りましょう。

 

ここで大切になるのは

 

 

介護はなるべく大勢でおこなう

一人だけに介護の負担をかけないこと

 

です。

 

 

自分だけしか家族がいない場合も、介護をひとりだけでするのは止めましょう。

 

その方法はまた後ほどお伝えすることにしますが

まずは、よくあるケースごとのベター対応をお伝えしましょう。

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認知症の対応は症状とケース別で

先にも触れましたが、認知症の症状は人それぞれです。

 

うちの場合、父は寝てばかりの、介護する側にとっては楽な症状でした。

 

また、母は結構暴言を吐くタイプでした。

 

こうした別々なものも案外認知症に特有と言われます。

 

そこでここから、症状別に対応策を解説していきますね。

 

 

まずは

 

「物がない、盗られた」と言う。

 

両親ともにこれはありました。

 

父の場合

まだ運転もしていたころの話。

銀行に行って帰って来た日に

 

「通帳がない、盗られた」

 

と大騒ぎになりました。

 

そこで銀行で通帳をロックして父を安心させました。

 

しかし後日、父のいつも座っている布団の下から通帳は見つかりました。

 

両親は二人だけの世帯だったので、盗んだ人は不特定多数の人として処理され

誰も盗人呼ばわりの被害を受けなかったのは幸いでした。

ただ、通帳のロックを解除するのに一苦労しました(^^;)

 

母の場合

母は父が死んでから一人暮らしになりました。

そして認知症が進んでデイサービスとヘルパーを利用していた時のことです。

 

「ヘルパーさんが財布の入ったカバンを盗んで行った」と言いだしました。

 

不審に思って、家の中を大捜索(母がデイサービスに行っている間に)。

 

果たして、押し入れの奥の方からカバンが出てきました。

 

どうやらデイサービスで「ヘルパーさんの中には不届き物もいるから注意するように」

などの話を聞いたようです。

 

きっと盗まれないように自分でしまい込んで、忘れてしまったのでしょう。

 

そして忘れたので、つじつまを合わせるためにヘルパーさんが盗んだことにしたようです。

 

ここで、大事なのは、このつじつま合わせは故意ではないということです。

母の脳が自分を守るためにつじつまをあわせたことで、これは認知症さんによくあることです。

 

ですから、無くしたものが変なところから出てきても責めてはいけません。

 

この脳のつじつま合わせは老若男女問わずおこなわれていることですからね。

 

そこに悪意は存在しないのですから。

 

同じ事を何度も聞く

これはしんどいこともありますが、その都度答えてあげましょう。

 

「さっきも聞いた」と言うのは状況を悪化させるセリフです。
 

両親は父から認知症状が出始めて、母に同じ質問をするようになっていました。

 

母が「それはさっきも聞いたでしょ」

などとNGワードを連発

 

父は「忘れるんだから仕方ないじゃないか」

と怒っていました。

 

そう、忘れたくて忘れているのではないのです。

ここが肝心かと思います。

 

「家に帰る」と言う

これは幸いにも両親にはありませんでした。

若い頃から同じ家に住んでいたからかもしれません。

 

しかし、高齢になって住まいを変わった場合にはこの症状が出ることが多いようですね。

 

そしてこれが徘徊につながるのです。

 

この場合のNGは閉じ込めないことです

 

閉じ込めようとすればするほど、認知症さんは黙って家を出ようとします。

 

できれば認知症さんが行こうとしているところがわかるといいですね。

 

「家へ帰る」と言ってきた場合は

 

時間が許せば一緒に散歩するつもりでつきあいましょう。

 

「もう遅いから、タクシー呼びます」「今日はもう少しお話が聞きたい」

 

など、時間を稼ぐのもいいようです。

 

気をそらすのも認知症の対応のテクニックですね。

 

 

でもやはりこうした対応も毎日続くと本当にしんどいものです。

そのためにも対応する人はなるべく多くしておきましょう。

 

しかし、家族が少ないと介護者も少なくて大変ですよね。

そんな場合は自治体にあるサービスをとことん使いましょう。

 

そのために介護サービスはあるのです。

 

私の両親はデイサービスとヘルパーさんを使いましたが

これだけでも、安心して私や兄弟は仕事が続けられました。

 

そこで認知症で使いたい各種サービスも紹介しておきますね。

受けられるサービスは使い倒す

最初に言います。

 

介護のためにご自分の仕事を辞めてはいけません!

 

サービスはそのために使いましょう。

 

家族がいるのに人様に頼むなんて冷たい・・なんて考えは古いですよ。

症状に合ったサービスは認知症の進行を遅らせることもありますからね。

 

そんなサービスのおすすめは

 

ヘルパー

これは起床の手助けや家事を手伝ってくれる人のことです。

母が料理や掃除ができなくなってきた頃から頼み始めました。

 

ただ、認知症さんとの相性もあります。

 

無口なヘルパーさんが来た時、母は珍しく覚えていて

不快感を口にしたことがありました。

 

認知症では感情は強く残ると良く聞きますが、こう言う事かと思ったものです。

 

デイサービス

通所介護ともいいます。

 

朝の9時から夕方4時から5時程度、認知症さんを預かってもらえます。

 

内容は、体操や脳トレなどのレクリエーションをします。

また、昼食や入浴もしてもらえます。

 

デイによって特色もあるので、いろいろ体験して選ぶのもいいでしょう。

 

母はデイサービスで何をして来たか覚えていません。

 

しかし、連絡帳があるので、それに体調などが記載されてきます。

離れて暮らしていても、それを見ることで様子を知ることができます。

 

デイサービスで手先を使ったり、人としゃべったりすることで

母の認知症の進行は緩やかではないかと思います。

 

訪問看護

これは最寄りの看護ステーションというところから、看護師さんを派遣してもらうサービスです。

 

認知症が進んだ父は筋肉の減少でひどい便秘でした。

 

しかし手で便をかき出す行為は家族か看護師でないとできない行為でした。

 

家族にも摘便(てきべん)は難しく、父には排便において不快な思いをさせていました。

 

当時は私も訪問看護を知らずにいましたが、これを父に利用すればよかったな

と、今になって思っています。

 

ショートステイ

短期入所生活介護ともいいます。

 

普段介護している家族にもどうしても介護ができない場合があります。

 

そんな場合に数日間、認知症さんを預かってくれるところです。

 

デイサービスと一緒になっている施設と、ショートステイだけしている施設があります。

父が生きている時に両親揃って利用したことがあります。

 

両親にはその時、慰安旅行のつもりで・・と送り出しました。

うちの場合は夫婦一緒だからよかったかもしれません。

 

でも、施設のスタッフさんはプロなので重い症状の人でも

うまく誘導して迎えに来てくれるようですよ。

 

こうしたサービスは積極的に使いましょう。

母のように運動やコミュニケーションがでの認知症の進行を抑える

また、父のように体のケアをしてもらうためだけではありません。

それは何よりあなたのためなのです。

 

冠婚葬祭のためだけでなく、あなた自身の休息のためにもショートステイは利用しましょう。

 

そして最後にしっかりお伝えしたいことがあります。

 

 

リラックス第一で

認知症さんを抱えることの大きな問題は

 

介護者の家族が疲れて倒れてしまう事

 

ではないかと思っています。

 

長年の介護者は肉体的にも精神的にも消耗しています。

これでは次の病人を作っていることと同じになります。

 

そのために、介護者はどんどん休憩をとりましょう。

何度も言いますが、ショートステイもそのために使って下さい。

 

遊びに行くのにショートステイを使うなんて・・

なんて思わなくてもいいんです。

 

たとえそんな事を言う人がいてもその人が介護を代わってくれるわけではありません。

 

毎日認知症の介護をしている人にバチは当たりませんから。

 

介護者の健康は認知症さんと同じように大切なはずですよね。

 

いっぱい休憩すると、認知症状にもリラックスした対応ができます。

 

そうして認知症さんも介護者も楽になる介護を目指してくださいね。

 

認知症の対応の話は以上です。

両親の話はお役にたったでしょうか・・

 

それではここまでのまとめをしておきますね。

まとめ

今回は認知症の対応についてお伝えしてきました。

認知症に対応する時の心構え

  • 基本は否定しない
  • 介護は一人でしない

認知症の対応、ケース別

  • 物を盗られたと言う
    一緒に探す
    NGワード・・そんなことある訳ないでしょ
  • 同じ事を聞く
    何度でも答える
    NGワード・・さっきも言ったでしょ
  • 家へ帰ると言う
    「タクシーを呼ぶから待ってて」などと気を逸らす。
    余裕のある場合は一緒に出掛ける。
    NGワード・・あなたのうちはここよ。

受けられるサービスは使い倒す

  • ヘルパー
  • デイサービス
  • 訪問看護
  • ショートステイ

リラックス第一で

  • 介護者の休息のためにショートステイも使うべし

でした。

 

体力のある認知症さんは暴力的なこともあります。

そうした人も80歳を超えてくると穏やかになることが多いそうです。

これは脳がそうした仕組みを持っているという研究があると聞きました。

そういえば昔はかなりわがままだった母もこの頃は穏やかになっている気がします。

父が亡くなって、毎日の出来事も忘れながら一人暮生きている母にできる事は何か・・

それが離れて暮らしている私の、母が亡くなるまでの宿題と思っています。

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