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クッシング症候群の症状と原因をやさしく解説!

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クッシング症候群という名前を聞いたことがあるでしょうか?

実は私はこの病名、手塚治虫の代表作の一つ「ブラックジャック」で知りました。

 

またの名を「満月病」と漫画の中では言っていました。

 

それは見た目がそうなるからです。

顔がまさにまん丸、満月のようでした。

 

しかし、漫画の中の架空の話ではないのですね。

実際にこの病気は年間100例ほど発生しているといいます。

 

今回はこの満月みたいになるクッシング症候群のことを解説してみようと思います。

お伝えしたい項目はこちら。

  • クッシング症候群の症状は顔だけじゃない
  • クッシング症候群の原因は分かっている?
  • クッシング症候群の治療とは?

 

ではひとつずつ解説していきましょう。

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クッシング症候群の症状は顔だけじゃない

クッシング症候群はホルモン異常によっておこる病気です。

 

皮膚がうすくなり、赤ら顔やニキビが多発します。

 

女性では多毛になりますが、濃くなるのは体毛で、髪は薄くなってしまいます。

 

そして体脂肪の異常増加と脂肪のつき方のバランスが崩れてしまいます。

顔や体には異常に脂肪がつくので顔が太り、満月のようになります。

 

その上、腕や下肢には同じように脂肪がつかないので顔と体だけがまん丸に見えるのですね。

こうして満月のような見た目になってしまうのが、クッシング症候群の特徴と言われます。

 

もちろん、この病気はこんな見た目だけではありません。

 

時には抑うつ傾向などの精神症状が見られる事もあるようです。

また、太った人に見られがちな高血圧糖尿病骨粗しょう症といった病態も現れてしまいます。

生活習慣病のそれと同じようになるのですね。

 

これらはホルモンの過剰分泌によって引き起こされる症状です。

 

ではなぜクッシング症候群ではホルモンが過剰になってしまうのでしょう。

 

そのホルモンとはどんなホルモンだというのでしょう。

それをこれから説明していきます。

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クッシング症候群の原因は分かっている?

 

クッシング症候群はホルモン異常の病気です。

どんなホルモンの異常かというと

 

それは副腎皮質ホルモンという名前です。

 

この副腎皮質ホルモンは炎症を抑えたり免疫を支える重要で人には不可欠なホルモンです。

これはステロイドという名前でもお馴染みのホルモンですね。

クッシング症候群はこの副腎皮質ホルモンの過剰分泌が原因でおこります。

 

どうしてこのホルモンが出すぎてしまうかが問題な訳ですね。

それは

 

腫瘍ができるからなのです。

 

この腫瘍、副腎皮質ホルモンを出す指令を勝手に出してしまいます。

副腎皮質ホルモンに関わる部位は体に3か所あります。

視床下部(ししょうかぶ)
脳の奥底にある

脳下垂体(のうかすいたい)
視床下部の下にある

副腎(ふくじん)
腎臓の上部にある

の3か所です。

 

このいずれかに腫瘍ができるとホルモンが過剰に作られるようになってしまいます。

そうするとクッシング症候群の症状が引き起こされることになるのです。

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ただ、これ以外にもクッシング症候群になる場合があります。

 

それは他の病気でステロイドを大量に長期に使っていたというような場合です。

こうしたことからステロイドを使う場合は医療機関でも特に注意を払っている訳ですね。

 

しかし、このクッシング症候群はホルモンの過剰分泌と分かっているので対処法も確立されています。

 

そこで次はその治療法というのをお伝えしょう。

 

クッシング症候群の治療法とは?

視床下部、脳下垂体、副腎にできた腫瘍のせいでホルモンが過剰分泌されるのがクッシング症候群でした。

 

腫瘍の末路は切除か破壊ですよね。

 

まず切り取れるものは手術で切り取ります。

切り取れない場合は放射線治療で破壊します。

 

しかし、腫瘍を切除したり破壊したりしてもホルモン分泌が治らない場合があるのです。

 

そんな時は残念ですが、副腎の摘出といった手術をしなければなりません。

しかしこの手術をすると、副腎皮質ホルモンの分泌がなくなってしまいます。

 

そこで副腎を摘出した場合にはこのホルモンを一生薬で飲み続けなければなりません。

 

また、薬によるホルモンの過剰投与でクッシング症候群が発症している場合がありましたね。

 

この場合も腫瘍はないのでホルモン抑制剤で対処するか、副腎の摘出になります。

 

これでクッシング症候群でしたがそういう病気かお分りいただけたでしょうか?

ではここで今までの話のまとめておきましょう。

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まとめ

クッシング症候群の症状
手足以外に体脂肪が異常につく
皮膚が薄くなったり、多毛になる
高血圧や糖尿病と言った生活習慣病の症状が出る
抑うつ状態や疲労感がある

クッシング症候群の原因
副腎皮質ホルモンの過剰分泌が原因
脳下垂体、視床下部、副腎のいずれかにできる腫瘍
また、他の病気で副腎皮質ホルモンを多量摂取した場合がある

クッシング症候群の治療法
腫瘍の切除
副腎の摘出

でした。

最近妙に太って来た、疲れやすい、落ち込むなどという症状がありませんか?

そんな時はもしかしたらホルモン生産のどこかに腫瘍ができているかもしれません。

検査は採血で、コルチゾールというホルモンの量を調べるだけでOKです。

クッシング症候群は男性より女性に多い病気とのこと。

齢を重ねればがんが発生する確率も高くなります。

耳慣れない病名かもしれませんが、クッシング症候群は治る病気です。

少しでも気になったら医療機関に相談してみて下さいね。

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